今回は京王線「駒場東大前駅」から徒歩3分の場所にある「日本工業大学駒場中学高等学校」の学校説明会に参加してまいりました。創立以来115年続いてきた都内の私学で最も歴史のある工業科ですが、現高3生が最後の卒業生となり来年度からは普通科専一になります。それとともに様々な改革を行い生まれ変わっている最中の学校で、これからますます盛り上がっていくのではという印象を受けました。普通科専一を周知しはじめてから中高どちらも入学者が増加し、女子生徒の比率も上がってきています。

そんな日駒(ニチコマ)ですが、長年続いた工業科の教育方針である「面倒見の良さ」を、普通科専一となっても受け継いでいるそうです。中でも、生徒一人一人に配付されるタブレットでの学習記録アプリ「Classi」や基礎学力定着のための「ファイトノート」等を用いて、生徒と先生、そして保護者の間で毎日コメントのやり取りがなされていることに驚きました。

また、近年様々な施設がリニューアルされており、特に今年1月に正面玄関入ってすぐの場所に移転された図書館は壮観でした。なんとコーヒーメーカーまで設置されているそうで、むしろ大人が入り浸ってしまいたくなりますね。

校長先生をはじめ、熱意のある先生方がどんな生徒も取りこぼさないきめ細やかな指導をおこなっているので、大学合格実績も今後伸びていくのではないかと期待させられました。天気のいい日には人工芝がひかれた屋上が開放されていたりもして、とても魅力的な良い学校だと感じられました。

梅丘校 水上