今回は北千住駅(東口)から徒歩1分ほどの立地にある「足立学園」に足を運んできました。数々の学校に入試応援等で来訪した経験がありますが、初めて訪れる学校でした。歩いていてまず感じたことは街全体の温かい雰囲気であり、「学園通り」という旗が至るところに掲げられていて、由来となる足立学園を盛り上げているように感じました。なんでも、足立学園の創業者や現在の経営者は地域の方なんだとか。珍しい学校ですね。

さて足立学園は高校募集も行っていますが、募集人数比は中入試:高入試=2:1で、(高2から混合)合わせても200名台という小規模の学校です。しかし施設の種類も多く、自習席300席の図書室(朝7:00~年中無休!)など非常に魅力的に感じられます。

中学入試では「志入試」という第一志望者向け入試を行っていて、この回が募集人数=入学者が最も多く設定されているのですが、第一志望で入学する生徒が多いというのは学校側としては大歓迎でしょう。“第一志望で入学した生徒は入学後伸びやすい!”という事実はよく耳にする話です。

「探求コース」と呼ばれるコースでは特に 面白い教育をされていて、研究と意味は近いですが、科目の授業とは違った「探求」というゼミ講座を行っています。テーマが非常に変わっていて、一般的な“アクティブラーニング”とは違います。

最後に、留学制度の充実など“大学受験で終わらせない教育”について校長先生の熱いお話がありました。 より豊かな学校生活にしたい/させたいというときに、「私立校」の魅力だと感じた瞬間でありました。