今回は総武線東中野駅を最寄り駅とする「明治大学付属中野中学・高等学校」の説明会に参加してまいりました。

例年およそ8割の生徒が明治大学に進む大学付属校(正式には系属校)ですが、国公立大学や明治大学に無い学部であれば、明治大学の推薦権を保持したまま受験が可能となっています。(ただし、一定の基準があり行使できる生徒は少ないという噂です…)

明治大学への推薦に関しても一定の基準や内部試験があり、それだけ学校としても「勉強させる」という気持ちが強い現れでもあります(大学入学共通テストで7~8割は取れるくらいの力をつけて大学に上がるということが目標なのだそうです)。一般的にイメージされる“大学附属校”とは違ったものに感じるかもしれませんが、それをも魅力として感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。

一方で、礼儀や身なり、時間管理など“自分自身を律する”という私生活の部分への指導にも注力されており、社会生活を送る上で不利益にならないようにしたいという思いが詰まった教育が、個人的には一番印象に残りました。特段にICTや英語教育などに関してなど真新しいことを導入しているわけではないですが、地に足をつけて全体的な学力や人間力の向上を重視しているとのこと。今の時代の流れとは少し異なるようにもみえますが、男子校ならではの良さかもしれませんね。

部活動も盛んで、全国レベルの部活もあり、高校入試では大学附属高では珍しく所謂スポーツ推薦も行っています。

大学附属であっても各学校特長が異なります。入学後「イメージしていたものと違った」とならないためにも、やはり説明会などに実際に足を運ぶことを塾講師としてもおすすめしたいです。

梅丘校 濱中